爬虫類を好きになったのはいつからだろう。
物心つく頃には既に「どうぶつ奇想天外」の千石正一先生の特集を見ていたし、恐らく小学生の頃に母が買ってくれた爬虫類の図鑑は今でも大事にしています。情報は古いけど。
学生時代はカナヘビより大きい生き物の飼育に許可が下りない家だった上に、ネットやら音楽やら他に魅力的なコンテンツが豊富で、いつしかそちらに興味が逸れてしまっていました。
爬虫類に再び興味を持つ
勿論図鑑にも載っていた種ですが写真写りが悪かったためか昔は全然興味がありませんでした。
しかしここ最近になってSNSで割と頻繁にヒョウモントカゲモドキの写真を見かけるようになり、再び爬虫類に興味を持ちはじめました。
SNSのタイムラインに流れてくる写真があまりにもかわいく、ハートを打ち抜かれるってこういうことを言うのでしょうか、気になってしまい早速調べてみました。
ヒョウモントカゲモドキ、英名レオパードゲッコー。
飼育者の間では略して"レオパ"と呼ばれることが多い。
高温に強くある程度の低温にも耐性がある。餌を切らしても水さえあれば数週間は平気。大人しい性格で触ってもあまり嫌がらないとのこと。
これなら自分でも飼えそうです。
なんでも最もペットに向いている爬虫類だとか。そういえば千石先生がテレビでそんなことを言ってたような。
なにより表情豊かで非常に愛らしい。
そして去年の11月に開催されたBLACK OUT!でめでたくヒョウモントカゲモドキをお迎えするに至りました。
お迎えしてみて
割と最近までヒョウモントカゲモドキといえば黄色というイメージがあったのでノーマルをお迎え。やはり生き物を飼うというのはいいですね。日々の生活で荒んだ心が癒されます。
爬虫類は変温動物なので、温度や環境の変化で体調を崩さないかかなり心配していたのですが、どうやら取り越し苦労だったみたいです。
お迎え後2日間は放置し、3日目にコオロギを与えてみたところ勢いよく食いつきました。
翌日には糞をしていたり、リラックスしたのかあくびする姿も見られました。
あくびするレオパードゲッコー |
現在、お迎え後から体重が約二倍にまで大きくなりましたが、正直この種に関しては難しいと思うことは全くありませんでした。
さすがはペット向きの爬虫類です。
温度・湿度について
温度に関してはかなり高温まで耐えられるみたいですが、油断は禁物。日中は28度~30度、夜間は25度~で管理すると調子がいいみたいです。
ケージ内温度がなかなか上がらないためスポットライトで加温していました。
ホットスポットは32~35度程度だったかと思います。
ある日、日中にシェルターから出てきてバスキングをしている姿を見かけました。
お迎えして初めての冬越しは部屋を暖房で25度に暖めパネルヒーターでケージ下から保温、このままだと少し心配だったのでケージごと段ボール箱に放り込みました。
あまり低温で飼育すると色が黒ずんでくるみたいです。
湿度は大体50~60%で管理しています。
50パーセントを下回るとシェルター付近に霧吹きして湿らせています。
決まった場所に糞をする習性
よくこのヤモリはトイレを覚えるといいますが、確かに本当でした。小さいタッパーの蓋に糞を擦りつけ臭いを付けます。そのままケージに入れておくとその周辺に糞をするようになりました。
ただし結構誤爆もあるようで、たまに餌皿の上にでっかい糞をしている時があるので百発百中というわけでもないみたいです。
大きめの水入れを設置してからはなぜか決まって水の中にするようになってしまいました。
確かに水の中にすると臭いの拡散が少し緩和される(かも)あ
レオパも水洗式トイレの方がいいのでしょうか。
結果、生体よりも餌の管理が大変
爬虫類を買うようになってすぐ思い知らされたのが、餌のコオロギのストックの難しさです。
普段コオロギは100匹ずつ購入するのですが、1ヶ月以上生き延びた試しがございません。
餌はちゃんと入れてるはずなのに何がだめなのでしょうか。
糞尿のアンモニアで中毒死という話はよく聞きますが、うちのコオロギは共食いで死んでいるみたいでした。
共食いの原因として考えられる理由は過密飼育、餌不足、水不足のどれか。
50匹ずつケースに入れて管理し、餌は某爬●類倶楽部のコオロギフードを与え、水はペットボトルの蓋に入れて設置。
それでも尚殺し合うところを見ると原因は他にもありそうな気がしております。
ストックケースを小まめに掃除できれば一番いいのでしょうが、コオロギの数が多いとこれもなかなか難しいもの。
生き物を飼う上で悩みは尽きません。
それに毎回ペットショップにコオロギを飼いに行っては時間も金も掛かるので、将来はコオロギを殺さずに管理する方法を見つけられればと思っております。
状況が変わりましたらまた更新致します。
それでは。