2017年10月14日

【見納め】クレス、また捕食される


クレステッドゲッコーのかりんは引き籠もりです。



お迎えの際にケージとは別個にシェルター代わりにと購入した造花のウツボカズラ。


これがなかなかウケがよく、日中はほぼこのウツボカズラシェルターでじっとしています。


夜行性ヤモリなので当然ですが、明るいうちは動き回る姿は滅多に見られません。



お迎え前のケージレイアウト



当初はケージ内右側の小さい方のシェルターが気に入ったらしく、すっぽり納まっている姿が見られました。大きさも丁度いいみたい。


これは完全に安心しきって寝ています。



ちなみにクレステッドゲッコーはレオパなどのトカゲモドキと違い、瞼がないので目を開けたまま寝ます。

※ほとんどのヤモリは瞼がなく、透明な鱗が目を覆っている



クレスの象徴ともいうべき目の上のマツゲのような突起、これが垂れ下がっているのがおわかりでしょうか。また目も若干頭にめり込んでいるようにも見えます。

これが寝ている証拠です。



ちなみに通常のクレスの目はこちら


マツゲ(のようなもの)がパッチリしていますね。


隠れる場所はあった方がいい


爬虫類は基本的にケージ内に隠れられる場所があった方がいいとされています。


そういえば、樹上性ヤモリ専用のシェルターはないかと調べてみたのですが、検索にヒットしないところを見ると特に商品化はされていないみたいです。


地表性の爬虫類であれば、専用のシェルターも豊富に売られているので、それを流用するなり何か別のモノで代用するなり、落ち着ける場所を作ってやるといいかもしれませんね。



給餌時も引き籠もり



クレステッドゲッコーは夜行性ですが、しかしながら、やはり動いている姿が見てみたくなるのが飼育者の性というもの。


試しに目の前で餌をチラつかせてみたら・・・



顔だけ出して食らいつきました。まじか。



そして食べ終わればすぐさま奥に潜っていきます

残念ながらボッシュートです

ほんの一瞬だけでも元気な姿が見られれば飼い主は満足です。


お迎えから約4ヶ月後


成長に伴い小さい方のシェルターはお役ご免、大きい方に入り込むようになりました。




カメラを向けると奥に引っ込んでしまいました。




しかし相変わらず餌をチラ付かせれば身を乗り出してきます。




この嬉しそうな表情、たまりません。



それにしてもやはりウツボカズラに捕食されているようにしか見えませんね。




食われても天使。




現在


しかしですよ。


ここ最近どういうわけかあれほどインドア派だったかりんが、外に出てくるようになりました。



まだ明るい時間帯にもかかわらず壁にぺったりと張り付いています。




かれこれ2週間くらい一度も篭る姿を見ていません。


珍しい。実に珍しい。


どういう風の吹き回しでしょうか。



まあこれはまた成長に伴い、ついに大きいシェルターも窮屈になってしまったのでしょうか。

入り口が横30mmほどのシェルターの中では突っかかってしまい身体の向きを変えるのが難しいのかもしれません。



引き籠もりつつも顔だけ出して周囲の様子を覗う姿が非常に愛らしくなかなか気に入っていたんですけどね。

小さい方

大きい方


もうこれが見られないと思うと少し寂しいですね。



ですが、お迎えしたときは小指サイズだったのベビーががここまで大きくなってくれたことに感激です。

これからもどんどん大きくなってくれますように。


お迎え当初との比較





...という旨のツイートをした翌日










普通に入ってるじゃん!!!



ここ最近の急な活性化現象はなんだったんだ一体・・・




おまけ


引き籠もっていても餌を見せれば這い出してくるので見てて楽しいです。

標的捕捉

ダイナミック捕食


しばらくこの宙吊り状態でフリーズしたので思わずパシャリ。



なかなか滑稽な絵です。



腹筋鍛えられそうですね。



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